トロンボーン
Trombone
バック / テナーバストロンボーン “42AF”
特色
トロンボーンの起源は15世紀ごろと言われています。この楽器の最大の特徴は音を変えるときに使用するスライドで、ほかの管楽器はピストンやキイ自体を押さえ音を変えているのに対して、トロンボーンはスライドを動かすことによって管の長さ自体を変化させて音の高さを変えています。
中低音を担当することが多いのですが音域は広く、スライドを使ったコミカルな表現などキャラクターも多彩なので、さまざまな場面で使用されています。
オーケストラでは音楽全体を支えるハーモニーの役割から、メロディまで幅広く活躍し、吹奏楽ではバンド全体を支え、その独特なサウンドで演奏に彩りを与えています。
ジャズでも活躍する場面は多く、スタンダードな3管編成のセクステットからビッグバンドまで欠かすことのできない、トランペットやサクソフォンと並ぶ重要な楽器です。