ピアノ
Piano
スタインウェイ / グランドピアノ “A-188”
オーケストラの全音域に匹敵する音域を持つピアノ。
「楽器の王様」と謳われ、また音楽の基礎を学ぶには最適の楽器と言われています。
その理由は?
(1)「鍵盤を叩けば音が出せる」というシンプルな演奏方法。
(2)音程も定まっていて自分でコントロールする必要がないため、絶対音感を身につけるのにぴったり。
(3)メロディーと伴奏を一人で同時に弾ける。言わばオーケストラの曲を一人で表現出来るほど、表現力の高さは他の楽器よりはるかに秀でている。
(4)様々なジャンルや形態に合うので、なくてはならない存在になっている。
(5)とにかく沢山の楽曲が作られ、その楽曲は多くの人々に愛されている。
ピアノの歴史
ピアノの前身は、爪で弦をはじいて鳴らす「チェンバロ」。
しかし、非常に音量が小さく、強弱など表現力にも乏しかったのを不満に思っていたイタリア人のハープシコード製作者、“バルトロメオ・クリストフォリ”が、1709年、弦をハンマーで叩き音を出す仕組みを発明。それが現在の「ピアノ」の原型です。
もともとは「弱い音から強い音まで幅広く出せる」という意味の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」という名でしたが、
それが簡略化され、「ピアノフォルテ」、そして「ピアノ」に落ち着きました。
このピアノの発明により、ピアノ曲のレベルは一気にあがりました。
またその後も、それぞれの時代の優れた作曲家の欲求に応えるべく、より高い張力で強い弦が張られたり、
低音部に太い銅の巻き線が採用されたりするなどの改良が進められました。
作曲家達はその効果を最大限に利用し、数々の名作を生み出していったのです。
ピアノの形
現在世に出ているピアノは、ほぼ以下の2種類に分類されます。
Grand Piano
ピアノ本来の形。地面と平行に弦が張られており、そのすぐ下に響板がある。 アップライトに比べると音量、音の広がり、反応など、表現力が確実にアップする。 演奏会ホールに用意されているピアノはほとんどがこの形。
Upright Piano
住宅事情を考慮し発明されたコンパクトな形。 地面と垂直に弦が張られており、響板はピアノの背中についている。 グランドピアノに比べ音の伸び、響きは劣るがその分コストは低い。
ニュースリリース
- 2024.09.05
- 開催日:2024年10月25日(金)・28日(月) ピアノと4本のサクソフォンの演奏会
- 2024.06.14
- 開催日:2024年7月14日(日) 佐藤友紀トランペットリサイタル
ブランド
野中貿易でお取扱いしているピアノブランドのご案内です。
1853年に創業以来、音色、タッチ、美しさ、さらに資産価値も含めて現代ピアノの規範となったスタインウェイ。現在、コンサートピア二ストの10人に9人がスタインウェイを選ぶなど、世界中のアーティストから圧倒的な信頼を得ています。
スタインウェイ"デザイン(設計)"のボストンピアノは、余韻の長い伸びの良い音、予想を超える豊かな音量、レスポンスの良さ、正確な反応、音の安定性など同価格帯のほかのピアノには見い出せない素晴らしい演奏性能と品質をそなえています。