スティールパンの種類について

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スティールパン
(スティールドラム)
Steelpan

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ファミリー

  • テナーパン

    テナーパン

    スティールパンの中で一番高い音域が出るもの、主にメロディーを演奏することが多く、みなさんがイメージするスティールパンはこの楽器の音色でしょう。最低音が”D”のハイ・テナーパンと最低音が“C”のロー・テナーパンがあります。
    わずかな違いですが、ハイ・テナーパンのほうがやや明るい音色をもち、ロー・テナーパンは“C”があることでボリューム感のある響きとなります。他の楽器とのアンサンブルなどを考えるとロー・テナーパンは自由度が高く人気があります。
    テナーパンだけでも立派なアンサンブルができるため、スティールパンを始める方は、まずはこの楽器をお勧めします。

  • ダブルテナー

    ダブルテナー

    2個で1SETの楽器で、広いスペースを活用することにより、幅広い音域とクリアーな音色が特徴的。テナーパン同様メロディーを受け持ちますが、豊かな音量で明るい高域と深い中低域を持つメロディー楽器として活躍します。ソロはもちろん、大編成のバンドではテナーパートを支えるパートとしても重要な楽器です。

  • ダブルセカンド

    ダブルセカンド

    ダブルテナー同様2個で1SETの楽器です。スカート(楽器の胴体部分)が深く、豊かな深い響きで包み込むような音色が魅力です。
    美しいメロディーからハーモニーまで、役割の広い楽器であり、この楽器のアンサンブルの中心的役割を担うことが多い楽器でもあります。
    小編成でアンサンブルを楽しむ場合、テナーパンとダブルセコンドで編成することも多いです。

  • ダブルギター

    ダブルギター

    2個で1SET、ドラム缶1/3サイズという長いスカ―トを持つ楽器中音域の楽器として、深く豊かな響きをもち、文字通りギターの様に伴奏楽器としてコードを弾くなど、ハーモニーを受け持つことが多い。
    スティールパンの中では一番音数が少ない楽器ですが、大編成バンドには無くてはならない楽器です。

  • チェロパン

    チェロパン

    3個〜4個で1SETのスティールパンです。ギター同様の長いスカートで深い響きを持つのはもちろん、幅広い音域をもつ楽器です。
    中低域のメロディーを弾いたり、高音域と低音域をつなぎ合わせるハーモニーとしてギターパンの補強の役割も持つ、バンドに深みをあたえる楽器です。

  • クアドロフォニクス

    クアドロフォニクス

    4個1SETのスカートが短めのスティールパンで構成される楽器です。スティールパンの中で最も音域が広く、中低音域で活躍するもので主に大編成のオーケストラのために開発された楽器です。
    時にはテナーのメロディーを、時にはチェロのメロディー等常に目立たせたいパートの補強として活躍することが多く、演奏する姿もダンスをしているようで注目を集めます。演奏難易度は高く、まだ日本ではそれほど普及していません。

  • テナーベース

    テナーベース

    4個1SETのスティールパンで、ドラム缶の2/3の長さの楽器です。ベースラインを演奏する楽器ですが本来のベースパンよりも音域が狭く、コンパクトなモデルで小〜中編成には十分でしょう。
    大編成バンドには、6ベースの補強として使われます。

  • ベースパン

    ベースパン

    ドラム缶丸々1本のサイズを使用する楽器で、現地では6本〜12本と幅広いラインナップがありますが、楽器としては6本SETのベースが一般的です。響きを抑えた太い重低域のクリアーなベースラインが身上です。現地の100人を超える大編成では9BASSや12BASSも活躍していて、パワフルな重低音を響かせてくれます。

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