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イベントレポート
2023.11.17
THE 54th YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST ベストランクアップ賞(野中貿易賞)
ISTANBUL AGOPエンドーサー 小田桐和寛氏による『愛知大学 Blue Stars Jazz Orchestra』クリニック イベントレポート
YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST にてベストランクアップ賞を受賞した『愛知大学Blue Stars Jazz Orchestra』に、野中貿易賞としてISTANBUL AGOPエンドーサーのドラマー小田桐和寛氏によるバンドクリニックを開催しました。
以下はメンバーの方によるリポートです。
こんにちは、愛知大学Blue Stars Jazz Orchestraです!
私たちは今年で62代目の歴史ある愛知大学公認のビッグバンドで、コンテンポラリージャズを中心に幅広いジャンルの曲を演奏しています。
第54回YAMANO BIGBAND JAZZ CONTESTにて、私たちブルスタはありがたいことに第7位とベストランクアップ賞をいただくことが出来ました。
今回はそのベストランクアップ賞の副賞として、ドラマーの小田桐和寛さんによるバンドクリニック受講権をいただき、今回の講習会を開催することとなりました。
クリニックでは11月19日に行われる東海ビッグバンドコンテストに向けて、リズムセクションを中心にみていただきました。
前半では、小田桐さんを交えてセッションをしていただき、ドラムのセットアップをはじめ、セクション内で互いの音を聞きあうことの重要性や、パーカッションのパターンなどについて実際の体験を通して教えていただきました。
実際の音や、体の動きを通して教えていただけたため理解しやすく、何よりとても楽しく、皆時間を忘れて学ばしていただきました。
後半には、前述の東海ビッグバンドコンテストで演奏する曲についてもみていただきました。
こちらでは部員だけでは気づくことのできなかったようなことを、ドラマーならではの視点からアドバイスしていただけて、大会に向けて大きく成長できたと感じています。
終始和やかにレッスンしていただき、あっという間に時間は過ぎ去ってしまいましたが、音楽を楽しんで演奏することの大事さに改めて気づくことが出来ました!
今回小田桐さんに教えていただいたことを活かして、レベルアップしていけるように頑張ります!
今後ともブルスタを応援お願いします!
さらに今回は野中貿易様にご協力いただき、講習会と合わせて試奏会も開催していただきました。
なかなか試奏することのできない楽器を吹けたり、様々な楽器を吹き比べたりといった体験の中で、自分の課題や、新たな発見もありました。
こちらも貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
小田桐和寛 プロフィール
1987年8月22日 神奈川県横浜市に生まれる。幼少からピアノ、トロンボーン、打楽器に触れ、17歳よりドラムセットを始める。
2008年国立音楽大学打楽器科へ進学後、Newtide Jazz Orchestraでドラムを担当し、「山野ビッグバンド・ジャズコンテスト」では最優秀賞を3年連続で受賞した。在学中は渡辺貞夫、小曽根真、山下洋輔各氏に師事。
2011年卒業時には最優秀者に送られる「山下洋輔賞」を受賞し卒業。同年に小曽根真氏の推薦でバークリー音楽大学に特待生として留学、首席で卒業した。バークリー在学中はRalph Peterson(Dr), Terri Lyne Carrington(Dr), Darren Barrett(Tp)などに師事。在学中からBlue Note NY、WBGO Jazz 88.3FMラジオ、Beantown Jazz Festival等で演奏を重ねる。
2014年卒業後はNYへ拠点を移した。その後約6年に渡る活動では、黒田卓也(Tp), 海野雅威(pf), Lonnie Plaxico(B)等と共演を重ねる一方、日本でも小田桐寛之(Tb)小田桐恵子(pf)小田桐智子(Vib)とのカルテット活動や、小曽根真(pf), 宮本貴奈(pf), 寺久保エレナ(Sax)等と共演を重ねている。また、すぎやまこういち作曲ドラゴンクエストのサウンドトラックレコーディングやコンサート(東京都交響楽団)にドラマーとして参加するなど、その活動の幅は広い。
2022年には小曽根真のNew Project “From OZONE till Dawn” に参加。新たに設立されたJazz Arts Ensemble of Tokyo “BIG BAND”のメンバーでもある。自身がリーダーを務めるバンドは計4つ。クラシック音楽やミュージカル調、電子的なコンテンポラリーな物からジャズのピアノトリオまで、その内容は実に多種多様である。肝心の当人のスタイルはと言うと、Jazzを基盤にFunk、Rock、R&B、ブラジリアン、アフロキューバン、マダガスカル、インド音楽に携わり、ジャンルの制限を受けないその演奏スタイルは各方面から注目を集めている。
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