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イベントレポート
2020.03.24
THE 50th YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST ベストランクアップ賞(野中貿易賞)
BACHトランペット奏者 奥村晶氏による『芝浦工業大学 カレッジ・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ』クリニック イベントレポート
YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST にてベストランクアップ賞を受賞した『芝浦工業大学 カレッジ・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ』に、野中貿易賞として ジャズ/ラテン/ポップスと幅広いジャンルで活躍しているトランペッター 奥村晶氏によるバンドクリニックを開催しました。
以下はメンバーの方による当日のリポートです。
私たち芝浦工業大学文化会軽音楽部College Society Jazz Orchestra(以下CSJO)は、1956年にJazz研究会として創立され、その後1969年に学生ビッグバンドが結成されました。
活動場所は創立時から変わらず、芝浦工業大学大宮キャンパスにて行っております。
近年では、今回の山野ビッグバンド・ジャズ・コンテストにおいて2曲目に演奏した「Malaguena」などを代表とするスタン・ケントンの作編曲した曲を多く演奏するなど、他の学生バンドとはちょっと異なった音楽を中心として活動しています。
前回の山野ビッグバンド・ジャズ・コンテストでは、東日本予選落ちと不本意な結果に終わってしまいましたが、その悔しさをばねにし頑張った今回大会では、本選16位と前回大会本選未出場の36位からの20位ランクアップで「ベストランクアップ賞」を獲得することができました。
部員全員が驚き、歓喜に包まれた瞬間でした。
先日、「ベストランクアップ賞」の副賞として、トランペットプレイヤーの奥村晶さんによるバンドクリニックを受講しました。
次のコンサートのために新しく練習し始めた2曲の合奏を見ていただきました。
第58回目のリサイタルを終え新体制となった私たちにとって、奥村さんのクリニックはとても有意義なものとなりました。
奥村さんは技術的な面の事から音を吹く上での意識の事など幅広く教えてくださいました。
優しく丁寧でかつ的確な教え方で私たちのサウンドは次第に良くなり、クリニックが終わるころには最初とは見違えるほどになりました。
普段無意識になってしまっている部分に多く気づかされ、またそれらの部分の大切さを知ることができました。とても良い機会となりました。
今回このような素晴らしい機会を与えてくだった野中貿易株式会社様、奥村晶様、本当にありがとうございました。
またこのような賞を獲得することができたのは、たくさんの人の支えがあったからだと感じております。
支えてくれた数多くの方々に深く感謝申し上げます。
芝浦工業大学CSJO マネージャー 橋本優希
奥村晶 プロフィール
1967年生。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。北村源三氏に師事。
1988年第57回日本音楽コンクール入選。
大学在学中に「宮間利之とニューハード」に入団、ジャズプレイヤーとしての活動を開始。
以後、渡辺貞夫Big Band、猪俣猛Quintet、カルロス菅野&熱帯Jazz楽団、小曽根真No Name Horses、ほか数多くのグループに参加。
またスタジオミュージシャンとして、J-Popアーティスト(サザンオールスターズ、Dreams Come Trueほか多数)のCD、TVドラマやCMのBGなどのレコーディングにも数多く携わっている。
2011年度より国立音楽大学ジャズ専修講師