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イベントレポート
開催期間:2019/05/24〜2019/05/24
2019.06.04
バス・クラリネットの鬼才
アルバロ・セヒェルスが日本デビュー!
開催場所:東京都 ノナカ・アンナホール
チリ出身で、パリを中心に活動していたクラリネット奏者アルバロ・セヒェルス氏が、昨年から日本に活動の場を移し、現代音楽を中心とした演奏活動を開始し、5月24日に渋谷ノナカ・ミュージックハウスでこのほど初めての演奏会を開いた。
▲愛器セルマー・パリ「プリヴィレッジ」を、バス・クラリネットとは思えないほど自在に演奏するアルバロ・セヒェルス氏
セヒェルス氏の使用楽器はB♭がプリヴィレッジ、バス・クラリネットもプリヴィレッジで、主にバス・クラリネットのスペシャリストとしての演奏活動を展開している。
この日は夫人のソプラノ歌手・前里亜夕美氏との二重奏「Duo MUTIS」としての演奏会で、ゲストとしてクラリネット奏者・飯塚健太氏も参加。
ウェーベルンの「5つのカノン」、ジョン・ケージの「18の春の素敵な未亡人」など、ソプラノとクラリネットによる、聞く機会は少ないものの非常に興味深い近現代の作品を披露した。
この秋にはセヒェルス氏がパリで師事したクラリネットの巨匠アラン・ダミアン氏が来日し、彼とのジョイントコンサートを開く予定。
新旧の現代音楽のオーソリティによるクラリネットのコンサートに期待が寄せられている。
▲左から前里亜夕美氏、ピアノの弘中佑子氏、セヒェルス氏、飯塚健太氏
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