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イベントレポート
2019.05.31
サクソフォンの巨匠クロード・ドゥラングル
2019来日公演で愛弟子・大石将紀と共演
パリ国立高等音楽院教授のクロード・ドゥラングル氏が夫人であるピアノのオディール=カトラン・ドゥラングル氏と共に先ごろ来日し、各地で演奏会とマスタークラスを開催した。
東京公演は年5月17日にJTアートホール アフィニスで開催され、愛弟子の大石将紀氏との共演もまじえて、バロックから現代作品まで多彩なサクソフォンの魅力を披露した。
▲東京公演では大石氏との師弟共演が実現(5月17日)
また、5月21日の大阪公演は豊中市立芸術センター小ホールで開催され、これもまたドゥラングル氏にパリで師事した井上麻子氏がゲストとして参加し、サン=サーンス「デンマークとロシアの歌によるカプリス」を3本のサクソフォンとピアノで共演した。
主なプログラムは下記のとおり。
J.S.バッハ:2声のインベンションBWV 772-786 より
ヒンデミット:2本のアルトサクソフォンのための演奏会用小品
藤倉大:ドルフィンズ
夏田昌和:2本のアルト・サクソフォンのための「呼び交し」(委嘱作品初演)
ピアソラ:タンゴエチュード より
ルルー:ヌ(日本初演)
プーランク:ピアノ、オーボエ、バソンのための三重奏曲
サン=サーンス:デンマークとロシアの歌によるカプリス(大阪公演のみ)
5月18日には渋谷ノナカ・ミュージックハウスでマスタークラスも開催し、演奏と指導をとおして、今年62歳となる巨匠ドゥラングル氏はこの来日でも多大な感銘を残してくれた。
▲洗足学園大学でのマスタークラス(5月16日)
▲大阪音楽大学でのマスタークラス(5月20日)
▲終演後はファンからのサインの求めに応じた
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