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イベントレポート
2019.02.08
NONAKA フィリップ・ベロー クラリネットマスタークラス2019 イベントレポート
パリ管弦楽団首席クラリネット奏者で、パリ国立高等音楽院教授のフィリップ・ベロー氏が自ら主宰するシルバ・オクテットでの来日公演終了後、各地でマスタークラス＆ミニコンサートを行った。
皮切りは1月22日、大阪 ドルチェ楽器でのマスタークラスで、関西地区のプロ奏者や音大生ほかが来場し、会場は満席。
ミニコンサートでは梅本貴子氏（関西フィル）ほかとデュオやトリオも聞かせた。
ドルチェ楽器（大阪）でのコンサート 共演：梅本貴子氏
続く23日は名古屋音大でのマスタークラスで、ここでは橋本眞介氏とクロンマーの「2本のクラリネットのための協奏曲」作品35から第1楽章を共演。
当日は名古屋芸大、愛知県芸大、名古屋大学など学外の聴講生も多く来場した。
橋本眞介氏とミニコンサートで共演
24日は広島 エリザベト音大でのマスタークラスで、三浦慈子氏と同じくクロンマーの「2本のクラリネットのための協奏曲」作品35から第1楽章を共演。
聴講者はステージに上がって、マスタークラスを身近に聞き、また演奏も肌で感じることができた。
この日もまたプロ奏者や音大生など学外の聴講者が多く詰めかけた。
ミニコンサートでは三浦慈子氏と共演
25日は東京、ノナカ・ミュージックハウスでのマスタークラスで、これまで毎夏軽井沢で開催されている「NONAKAクラリネット・アカデミー」の受講生などのほか、これまたプロ奏者や音大生などが詰めかけた。
ミニコンサートでは、軽井沢でもピアニストをつとめている松本望氏と、ヴィドールの「序奏とロンド」などのソロ曲をたっぷりと聞かせてくれた。
最終日の27日は東京藝大生のためのマスタークラスで、学生および卒業生が聴講した。
また、ミニコンサートでは伊藤圭氏および野田祐介氏とでデュオやトリオを演奏し、このツアーを締めくくった。
