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イベントレポート
開催期間：2018/12/22～2018/12/22
2019.01.08
新鋭の管打楽器合奏団『現代奏造Tokyo』メンバーによる
室内楽シリーズコンサートVol.1はクラリネット・アンサンブル
開催場所：東京・渋谷 ノナカ・ミュージックハウス
音楽監督に板倉康明氏を迎えて活動している気鋭の若手演奏家集団による室内楽のシリーズコンサートがスタートし、第1回目としてクラリネット・アンサンブルを披露した。
出演者は川越あさみ、松永唯、小澤里沙、田中梨乃、松本玲香、市川響、小室ななみ、前田詩音、大宮奈菜子、瀧智愛のクラリネット奏者10氏と、特別ゲストのトランペット三浦彩夏氏の11名で、カルテットから9重奏まで、多彩な現代作品を取り上げた。
当日のアンサンブルのプログラムは以下のとおり。
ウール：ディヴェルティメント
ティシュハウザー：ダス・フィーアクラクラヴィーア、クリスチャン・モルゲンシュテルンの無言歌 絞首台の歌による
コネッソン：前奏曲とファンク
西村朗：樹霊Ⅱ～5本のクラリネットのための～
ベッファ：花火
エスケシュ：グラウンドⅣ
池辺晋一郎：ブラック・ブランク・ブレイズ ４×２＋１クラリネット群のために
とかく難解ととらえられがちな現代作品だが、メンバーが分かりやすい解説を交えて闊達に演奏し、多様な年齢層のクラリネット・ファンを楽しませた。
シリーズ第2回は、1月26日（土）午後2時から、同じくノナカ・ミュージックハウスで「交錯・サクソフォーンの真髄」と題された菊地麻利絵・大野香菜の２氏によるデュオで、その後もさまざまな編成のアンサンブルが予定されている。
