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イベントレポート
2017.08.30
NONAKAクラリネット・アカデミー in 軽井沢 2017 イベントレポート
〜特別出演のプロ奏者も参加してより充実した「フィリップ・ベローと仲間たち」演奏家も魅力〜
講師:フィリップ・ベロー(フランス国立パリ音楽院教授、パリ管弦楽団首席)
アドヴァイザー:板倉康明(クラリネット奏者、東京シンフォニエッタ主宰)、西澤春代(東京シンフォニエッタ)
ピアノ:松本望(国立音楽大学・洗足学園音楽大学講師)
<アカデミー>
8月12〜17日まで、例年通り 軽井沢にてフィリップ・ベロー氏を講師とするアカデミーを開催。
受講生12名に加えて、特別受講としてプロ演奏家2名勝山大舗氏(東京都交響楽団)、太田友香氏(東京佼成ウインドオーケストラ)が参加。
期間中、受講生は各3回の個人レッスンを受け、また18日の演奏会で披露するアンサンブルのレッスンも受け、世界最高水準の指導を体感することができた。
また、大いに努力と進歩が認められた受講生には今回以下の各賞が授与された。
■ 野中貿易奨励賞 奨学金16万円:辻さゆり(京都市立芸術大学2年)
■ セルマー・パリ奨励賞(東京・アクタスでの演奏会提供):今回は該当者なし
■ バンドーレン奨励賞(希望のリード贈呈 各12箱): 大場奈月(愛知県立芸術大学卒)、福田若菜(島根大学4年)
<コンサート>
ルーテル市ヶ谷センターでの8月18日の演奏会も満員の大盛況で、前半はプーランク「ソナタ」ほかベロー氏のソロを披露し、後半は講師によるアンサンブル(バッハ「シンフォニアから」ほか)、また全受講生での合奏(バッハ「ブランデンブルク協奏曲第6番」、シスラ「クラリネットソロとアンサンブルのためのラプソディ(日本初演)」)まで多彩で、クラリネットの多彩な魅力を堪能させた。
出演は講師陣、受講生のほか、今回は特別に勝山大舗(東京都交響楽団、クラリネットおよびバス・クラリネット)、原浩介(東京佼成ウインドオーケストラ、コントラバス・クラリネット)、川越あさみ(東京シンフォニエッタ、E♭クラリネット)の各氏も参加し、いっそうの迫力と色彩感を添えてくれた。