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イベントレポート
2012.10.29
ノナカ楽器フェア2012 in 東北
イベントレポート
昨年、東北で開催された「ノナカ 楽器フェアin東北」は、東北初の本格的な楽器フェアということもあり、大盛況のうちに終わった。
来年もぜひ!という多くの声に応え、今年も、10月20日、21日の2日間、仙台商工会議所(宮城県仙台市)で、「ノナカ 楽器フェアin東北2012」が開催された。
昨年好評を博したワンポイント・クリニック。今年の講師は、フルート水戸絵里氏(フルート奏者)、クラリネット千石進氏(仙台フィルハーモニー交響楽団)、サクソフォン原博巳氏(東京藝術大学講師)、トランペット牧原正洋氏(トランペット奏者)と、打楽器社員講師の畑中文規(元山形交響楽団)。1回75分のクリニックを講師によって1回~3回、2日間にわたって行った。
たとえば、牧原氏の2回目のトランペット・クリニックは、ポピュラーコース。ハイトーンの出し方のコツなどが伝授されたほか、ミニライヴも行われ、受講生も聴講している人も大いにわいていた。
昨年に続き、リペアマンによる「楽器健康診断コーナー」も開催され、人気を集めていた。
また今年は、展示・試奏コーナーをより充実させ、木管楽器コーナー、金管・打楽器コーナーにそれぞれ、ミヤザワ、セルマー・パリ、バック、マリゴ、バンドーレン、ラディックなど世界の一流ブランド品をずらりと展示。約400アイテムが一堂に展示された様子は圧巻のひとこと。
しかも、そのすべてが試奏自由。ふだんは見る機会が少ないダブルリード楽器やハーモニークラリネットも野中貿易取り扱いの全機種がそろっているとあって、このコーナーを目指して来場したという人も!
高価な楽器や発表されたばかりの新製品、希少な楽器も吹き放題で、楽器好きには絶好の機会。
実際の楽器購入の参考に、仕上げや細部の違いを確認できたという人も多く、たいへん好評だった。
たとえば、自身のクラリネットにバックンのバレルやベルを付けて吹いてみた女子生徒は、あまりのサウンドの差にびっくり。付き添っていた先生ともども感動していた。
今回のフェアにも、宮城県下はもちろん、福島、山形、岩手、秋田、青森など東北各地から大勢の管打楽器ファンが来場。
野中貿易では今後も、さまざまな楽器を見て、触れて、楽しんでいただける機会を設ける予定だ。乞うご期待!
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