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イベントレポート
2015.12.11
SELMER サクソフォン奏者・近藤和彦氏による
『関西学院大学K.G.Swing Charioteers』バンドクリニック
毎年恒例の、大学ビッグバンド界最大のイベント「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」で、今年のベストランクアップ賞を関西学院大学K.G.Swing Charioteers（通称チャリオ）が受賞し、副賞の野中貿易（株）提供によるサクソフォン奏者・近藤和彦氏によるクリニックが11月11日 に同大学にて実現されました。
以下は、メンバーの関西学院大学K.G.Swing Charioteersバンドマスター、黒田のぞ美さんによる当日のレポートです。
これからの活躍を楽しみにしております♪
私たちK.G.Swing Charioteers（以下チャリオ）は関西学院大学軽音楽部に所属し、1945年に結成された大変歴史の長いバンドです。
幅広いジャンルの曲を演奏すること、メンバーが全員関学生であることがチャリオの大きな特徴です。
今年は3年ぶりに山野ビッグバンドジャズコンテスト本選に出場し、ベストランクアップ賞をいただくことができました。山野に向けて練習してきた成果を評価していただき、とても嬉しい気持ちです。
先日、ベストランクアップ賞の副賞として、アルトサックス奏者の近藤和彦さんによるバンドクリニックを受講させていただきました。
12月の定期演奏会とレコーディングで演奏する2曲を見ていただきました。
近藤さんからはタイム感を共有すること、一人ひとりが歌うように吹くこと、ダイナミクスの付け方を中心に指導していただきました。
近藤さんのアドバイスはどれも具体的で分かりやすく、メンバーみんなが聞き入っていました。
また、近藤さんはこちらが質問したことにも優しく答えて下さいました。
短時間でバンドのサウンドが変わったのが感じられて、とても楽しかったです！
あっという間にクリニックは終わってしまいましたが、様々な発見があり中身の濃い時間を過ごすことができました。
クリニックを提供して下さった野中貿易さん、近藤和彦さん、本当にありがとうございました。
このクリニックで学んだことを生かして、さらにレベルアップしていきます。これからもチャリオを応援よろしくお願いします！
■近藤和彦プロフィール
1964年、山梨県甲府市出身。
中学校のブラスバンドでサックスを始め、大学時第17回ヤマノ・ビッグ・バンド・ジャズ・コンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞、在学中よりプロ活動を始める。
1988年三原綱木とニューブリード、1989年米米クラブ、1990年宮間利之&ニューハード等に所属後、渡辺貞夫BIG BAND、松岡直也バンダ・グランデ、菊池ひみこバンド、神保彰バンド、高橋達也リユニオン＆スーパーセプテット、オルケスタ・デル・ソル、佐山雅弘クロニクル、小山太郎カルテット等に参加。熱帯JAZZ楽団では19年間リードアルトを務め2014年退団。
現在、自己のレギュラーカルテット、セクステットのほか、小曽根真(p)No Name Horses、エリック・ミヤシロ(tp)EMバンド＆Blue Note Tokyo All Star Big Band、守屋純子(p)オーケストラ＆セクステット、渡辺貞夫BigBand、向井滋春(tb)クインテット、Mark Tourian(b)MT6、安ヵ川大樹(b)FEJE、野口久和(p)オーケストラ、などビッグバンド、コンボに関わらず多数のレギュラーグループ、各種セッションなどでライブハウス、コンサートに出演するほか、スタジオミュージシャンとしてポップス、TV、CM、映画など数多くのレコーディングに参加、またいろいろなアーティストのアレンジやツアーサポート、鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団との共演など、ジャンルにとらわれない幅広い活動をしている
サックスをフィル・ウッズ、ディック・オーツに師事。昭和音楽大学ジャズコース非常勤講師。
2009年全曲オリジナルによるリーダーアルバム『SUBSTANCE』を小曽根真氏プロデュースのもと55RECORDSよりリリース。
2010年スイングジャーナル誌読者人気投票アルトサックス部門で第３位に選ばれる。
矢沢永吉、古内東子、スピッツ、ボニーピンク、桑田佳祐、Bird、槇原敬之などのツアーに参加。
