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イベントレポート
開催期間：2015/02/08〜2015/02/08
2015.02.19
吹奏楽による第３回シンフォニックジャズ＆ポップスコンテスト全国大会
イベントレポート
開催場所：東京・文京シビックホール 大ホール
注目を集めたスティールパンのソロによる「カリビアン サンダンス」
吹奏楽の多様な魅力をアピールする企画として注目を集める「吹奏楽による第3回シンフォニックジャズ＆ポップスコンテスト全国大会」が今年も開催され、全国から選ばれた実力派バンド18団体が出場した。
そのうち、作新学院高等学校吹奏楽部（栃木）、 三鷹市吹奏楽団（東京）、 三重県立松阪高等学校吹奏楽部（三重）が 、真島俊夫氏が作曲した課題曲で、スティールパン・ソロによる「カリビアン サンダンス」を演奏し、スティールパンと吹奏楽によるこれまでにはなかった斬新なサウンドを聞かせて客席を沸かせた。
「この曲を通して、スティールパンは吹奏楽と相性がよくて、すごくいいサウンドになることを知りました。このコンテストだけでなく、定番のレパートリーと して今後もことあるごとに演奏したいです！」という声も多く聞かれ、ロビーで展示されていたスティールパンを多くの出演者、来場者がチェックしたり試奏したりしていた。
その他いずれのバンドも熱くて楽しい演奏を聞かせたが、グランプリには東京都立杉並高校が選ばれ、三鷹市吹は準グランプリを、作新学院高校のスティールパン奏者はベスト・ソリスト賞を受賞した。
また、全団体がステージ上で演奏するドラムセットとしてはラディックが用意され、また野中貿易賞としてもラディック・ドラムセットが提供され、審査の結果、光ウィンドオーケストラ（千葉）に贈呈された。
吹奏楽の新しいサウンドと、レパートリー拡大のために、このコンテストがさらなる発展を遂げることを期待したい。
画像提供：フォトクリエイト
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