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イベントレポート
2013.12.27
BACH トランペット奏者・佐々木史郎氏による『国際基督教大学モダン・ミュージック・ソサエティ』クリニック イベントレポート
BACH トランペット奏者・佐々木史郎氏による『国際キリスト教基督教大学モダン・ミュージック・ソサエティ』クリニック
イベントレポート
恒例の、大学ビッグバンド界最大のイベント「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」で、今回ベストランクアップ賞を受賞した、『国際基督教大学MMS』に、野中貿易からトランペット奏者・佐々木史郎氏の出張クリニックがプレゼントされました。
佐々木氏が自ら学生のとなりで愛器バックを吹いてみせるという実践的なクリニックに、曲の細部がどんどん仕上がっていきました。
以下はメンバーの方による当日のリポートです。では、どうぞ!
国際基督教大学Modern Music Society(以下、MMS)は、大学創設時から60年続く伝統のある部です。大学自体の学生数が少数であるため、部員数もレギュラーとジュニアを合わせても30名に満たない年が少なくありません。今年は特にメンバー不足に悩まされ、13名からのスタートでした。
しかし、そんな人数不足にも負けず、日々MMSは現役だけでなくOB・OGの方々と共に良い音楽を追求し続けてきました。長年積み重ねられた音楽性は、他のビッグバンドにはないリズム・アプローチやサウンドに表れています。今年も、そのようなMMS独特の音楽性を信じ、『山野ビッグバンドジャズコンテスト』本選入賞を目指しました。そして念願の特別賞7位入賞、そしてベストランクアップ賞(ノナカ賞)の受賞は、大きな自信となりました。
山野本選が終わってから11月まで、しばらくプロの方に演奏を聞いていただく機会はありませんでした。加えて、初めていらっしゃるプロの方に私たちの音楽はどのように聞こえるか、やや不安な思いもありました。そのため、部員一同少し緊張した心持ちの中のクリニックでした。
今までは基礎的なことや曲作り段階でプロの方にアドバイスをいただくことが多かったのですが、今回は定期演奏会前の仕上げの段階でした。そのため多くの曲を通しで演奏し、自分たちでは気づけなかったような点でのアドバイスをいただくことができました。
また今年のコンマスはサックス・プレイヤーだったため、どうしても分からない部分でのブラス特有のコメントをいただけたことは有意義に感じられました。
そしてMeduimテンポの曲におけるSwing感へのアドバイスは、私たちの取り組み方と違ったアプローチであり、非常に新鮮な気持ちとなりました。
来年もまた入賞できるよう部員一同頑張っていきますので、応援よろしくお願いたします!
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