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イベントレポート
2012.08.27
マリオ・ジョセフ氏スティールパンチューニングサービス2012
イベントレポート
期間:2012年7月28日(土)〜8月7日(火)
今年もまた彼がやってきました!
スティールパンのマスターチューナー(調律師)、マリオ・ジョセフ氏。
本場、トリニダード・トバゴから日本のパンマン達の楽器を調律するため、またスティールパン専門店、「スティールパンガレージ」の在庫を再調律するためにやってきました。
今回は7月28日(土)〜8月7日(火)までの11日間の滞在。
その滞在期間中に『スキヤキ・スティール・オーケストラ』、『パンランド・スティール・オーケストラ』、『洗足学園音楽大学』の楽器をチューニングし、ふたたび楽器の響き、輝き、音程を整えてきました。
また、ガレージにお持ち込み・郵送された個人持ちのパンもチューニング。
中にはかなり状態の悪いものや、調律をせずにずっとほったらかしにしていた楽器などもあり、悪戦苦闘していたものもありました。
しかし無事にご満足頂ける状態へと復帰。彼の真摯で真面目な性格と、卓越した技術が成せる技です。
そして今回マリオ氏にお願いをして再チューニングを施した選定品を作ってもらいました。
ちょっと触れてみたのですが非常に心地良い響きとバランスの良さが伝わるスティールパンへと変貌。
期間中にご来店頂いた方にもお褒めの言葉を頂き、早くも問い合わせを多数頂いております。
時期的にも今一番「油が乗ってる状態」のマリオ氏。
この機会是非スティールパンガレージに足をお運び下さい!!
マリオ・ジョセフ氏
11歳でスティールパンを始め、若干13歳でスティールパンのチューニングにも興味を示す。
その後19歳でスティールパンのオーケストラ、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの「レネゲイズ」に参加。
並行してスティールパンのチューニングも当時レネゲイズのマスターチューナーだったブッチ・ケルマン氏に師事しさらなる研鑽を重ねる。
その後同バンドのテナーパン奏者のリーダーとなり、2010年にレネゲイズでのプレイを引退。
現在は自身でもスティールパンを作る傍ら、TTIL社(Trinidado&Tobago Instlmental Ltd.)のスーパーバイザーとして活躍。加えてトリニダードのみならず、世界中を飛び回りスティールパンの調律を手掛ける。