希望小売価格 {{ oboe.m2 }}(税込)
上管と下管の接合部を無くし、ヘッドジョイント部分を外す事ができるようにするという画期的なアイディアが採用され、GやG#の音程の改善、また楽器全体の音色や音程のバランスが飛躍的に向上しました。
ヘッドジョイントはそれぞれのニーズによって交換できるので、ピッチ、音色、響きの深さや流麗さなどを変化させることが可能です。
この楽器の最大の特徴は、従来のオーボエと違って上下管が中央で分かれていないこと。
フルートやサクソフォンと同じように、いわゆるネックの部分と本体に分かれていて、これが本来の形ではあるのですが、 技術的に困難だったのです。しかしマリゴはそれを解決し、音階が自然に並ぶようになりましたし、音も均質になりました。
また、ヘッドジョイントが2種類あるので、ホールの環境や演奏する曲目などによって替えたりできるし、急なトラブルが起きても安心です。
M2は、オーボエ史上、画期的な楽器だと思いますね。
辻 功 <読売日本交響楽団首席オーボエ奏者、洗足学園音楽大学教授>
オクターブキーの支柱とオーボエ本体のプレートの位置を合わせることにより、正確に楽器を組み立てることができます。
今までのような、上管、下管の継目を無くすことにより、G、G#ホールの位置が改善でき、音程、音色がより安定するようになりました。
ハーフ・ホールの位置設定の改良により、中音域D、D♭、高音域D、E♭の音程が安定し、発音もなめらかになりました。
左Fキーは長さの調整が可能です。
B♭、B、E♭キーは人間工学に基づいて改良され、より操作性がアップしました。