NONAKA DOUBLE REED GALLERYで取り扱っているブランドをご紹介します。
1993年、ハンガリー放送交響楽団のオーボエ奏者だったベーラ・ケラー氏は、その豊富な知識と経験を活かし、自宅のアパートでオーボエとファゴットのリード製作と販売を開始しました。スペシャリストである彼の作るヴィクトリアリードは瞬く間に評判となり、多くの演奏家に愛用されるようになりました。そして1997年にはオーボエやファゴットなどの楽器を販売する楽器店をオープンしています。
シャンタン社は1998年にカナダのモントリオールで設立されたオーボエ属の楽器やアクセサリーを専門に取り扱っている会社です。
2007年から2018年6月までフランスのリヨンに移転することにより、多くのヨーロッパの奏者たちと交流を深めることで製品の品質をよりいっそう向上させるとともに、フランス各地のケーン産地にある選りすぐりのメーカーとの信頼関係を築くことに成功しました。
オーボエ舟型ケーン
【シャンタン】
南フランスのカマルグ地域で収穫され、主に風によって乾燥させた柔軟性のあるケーンを精度の高い加工技術で仕上げました。
直径:φ10.25㎜~φ10.5㎜
厚さ:0.56㎜
シェーパー型:シャンタンRC14(7.35㎜)
オーボエかまぼこ形ケーン
【アリオード】
フランス南東部に位置するアヴィニョン地方で収穫され、多くのオーボエ奏者から人気を得ているアリオードの丸材をシャンタン社の高い技術で加工したかまぼこ形ケーンです。
使用している丸材の直径は10.00~10.25㎜です。
オーボエダモーレ
舟型ケーン
【シャンタン】
材料の選別や加工が丁寧で、フランスでも人気のあるケーンです。
色艶もよく、繊維のキメが細かいです。
イングリッシュホルン
舟形ケーン
【カマルグ】
材料の選別や加工が丁寧で、フランスでも人気のあるケーンです。
使用している原木の直径は12.00~12.50mmです。
イタリアのカルロ・フェリーチェ歌劇場管弦楽団で首席オーボエ奏者を務めるグイド・ゲッティ氏は自ら使用するためのより品質の安定したメッキ加工チューブの製作を始めました。
オーボエチューブ
オーラム
ロジウムオーラムチューブのフラッグシップモデルともいえる金メッキ加工のチューブ。
ゲッティ氏のオーボエ奏者としての経験が十分に生かされた響きと抵抗感のバランスの取れたチューブです。
オーボエチューブ
オーラムプラス
金メッキを厚めにかけた、より深い響きが魅力。
薄めのリードでもまとまりのある音色が得られやすいチューブです。
オーボエチューブ
エアリス
いま最も人気のある銅メッキチューブです。
温かい音色で良く響きます。
オーボエチューブ
エアリス ヴィブラ
従来のモデルよりも0.05㎜薄い0.15mmの厚さの金属で作られており、より振動しやすく反応が早いチューブです。