フルートで最も使用されるオプションのひとつであるC♯トリルとは、基本的に右手人差し指で操作することにより、本来左手で行うトリルを容易にします。
下記で音程とトリルを明瞭にする運指の一部を紹介します。
このキーには専用の台座ポストとメカニズムがあるため、他のすでに存在しているメカニズムとの干渉などの心配はありません。
キーレバーの配置もB♭の左上、と好位置。数ヵ月後にはキーの使いやすさに納得していただけます。
同一のフルートでC♯トリルキーを使う、使わない場合の操作を慎重に比較し、このキーが音色に影響を及ぼさない運指であることを確信しています。
C♯トリルキーによって他にもさまざまな表現が可能になり、そしてまたフルート奏者と作曲家達の創造力は新しい可能性を満たしていくことでしょう。
現代のフルート奏者は、C♯トリルキーを非常に重要なパーツとしてとらえているのです。
©1984 by Edward Johnson
* 仕様は予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。