ブランネン・ブラザーズ社は、パウエル・フルート社で工場長を務めたビックフォード・ブランネンとその実弟であるロバート・ブランネンにより1978年に設立されました。
アメリカ・ボストンに工場を構え、現代における世界最高のフルートメーカーと言われ、著名フルート奏者をはじめとするプレイヤーの絶大の信頼を得ています。
革新性とそのレベルの高さでフルート業界を常にリードし、その多くが業界の常識になりつつあることこそブランネン・フルートの信頼性の高さを証明するものでしょう。
設立後、技術顧問として参画したイギリス現代フルートの偉大な製作家・故アルバート・クーパーの功績も大きく、正確な音程のクーパースケール、素晴らしい音色が得られるクーパーカットを採用したブランネン・クーパー・フルートを完成させます。
そのブランネン・ブラザーズとクーパーの技術の結集された楽器の証として、ボストンとロンドンの都市名が楽器の俵管部分に刻印されています。
ブローガー・システムの採用、アルバート・クーパー・オーケストラモデルの発売、オランダのフルート製作家エバ・キングマとの協力によって開発されたキングマ・システムの発売など、その新しいことへの取り組みは止まるところを知りません。
さらには2008年より頭部管製作家J.R.ラファンと技術提携を行い、その製作技術のすべてを伝承いたしました。
新製品の15%Gold 85%Silverのフルートはもちろん、全てのフルートにおいてラファン頭部管がお選びいただけます。
ブランネン・ブラザーズ社の進化はこれからも続きます。
日本における販売は、ブランネン・ブラザーズ社が世界で最初にパートナーシップを結んだ野中貿易(株)が長年行っております。
1978年、野中貿易(株)が最初に輸入したブランネン・フルートは製造番号#0007でした。
当社ではこの楽器をお持ちの方を探しております。お心当たりの方は是非ご一報お願いします。