
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、
年末年始の休業期間につきまして、下記の通りご案内いたします。
【ノナカ・テクニカルサービス横浜】
休業期間:2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
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【ノナカ・テクニカルサービス福岡】
休業期間:2019年12月28日(土)~2020年1月4日(土)
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今年もたくさんの楽器のリペアをさせていただき、
全国の皆様から喜びや感謝のありがたいお言葉をいただきました。
来年も皆様が、大切な楽器とより多くの感動、素敵な思い出を作れますように
スタッフ一同、精一杯務めてまいります。
一年間、お世話になりました。
よいお年をお迎えください。
一雨ごとに秋が深まり、気温も下がってきましたが皆さまいかがお過ごしですか??
文化祭やクリスマスコンサートに向けて練習が忙しくなってきた学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
毎日の練習でせわしなく楽器を出し入れしているうちに、気が付いたらプラグがない・・・でもまぁいっか!
とそのままケースにしまっている、というサックスパートの人はいませんか?
でもこのサックスのプラグ、実はとっても大切な役割を果たしています。
付けていないと思わぬ事故に繋がってしまう事も・・・!
サックスのネックを外した時、楽器の上にぴょこっと飛び出る棒がありますよね?
オクターブキー連絡棒、オクターブ連絡レバーなどと呼んでいますが、
プラグを付けていないとケースにすき間ができてしまい、この飛び出た連絡棒がケースにぶつかってしまいます。
そのままの状態で持ち運んだ時にケース内で楽器がぐらつき、こんな風に棒が曲がってしまう事も・・・!
ネックとの連動が上手くいかなくなってしまったり、無理に戻すとこの連絡棒が折れてしまうなんてことにも・・・
ですので、そうならないようにプラグをきちんと取り付けてケースにしまいましょう!
また、なかにはネックスクリュー(ネック留めネジ)を締め込んでプラグを固定してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが
スリットが狭まり、ネックが入らなくなる原因になってしまう事があります。
スリットの幅はネックに合わせて調整してあるので、ネックを楽器本体から外したら、ネックスクリューをゆるめたまま
プラグを差し込み、スクリューは締め込まないでそのままケースに収納してください。
10月5日(土)~10月6日(日) に福岡市で開催された『アクロス・クラシックふぇすた2019』に出展、参加して参りました。
国内各メーカーが一同に会し、音楽や楽器に親しんでいただこうと毎年秋に催されるイベント『アクロス・クラシックふぇすた』。
野中貿易もブースを出展しました。
試奏、購入のできるイベントということで福岡市内は元より、九州一円や西日本各地からご来場されていました。
今年はSELMER Parisの楽器を使用されているクラリネットアンサンブル『アクアミューズ』の皆さまに素晴らしい演奏をご披露いただきました。
また、ZOのプラスチック製の楽器は子供たちにも大人気!
一生懸命にチャレンジする姿に見ているみんなが癒される想いでした。
暑かった夏も終わり、ようやく朝夕は涼しく秋の気配も感じられるようになってきましたね。
暑い中、頑張って練習をしてきた皆さんは体調など崩されませんでしたか?
一緒に練習を共にしてきた大切な楽器たちも実はお疲れ気味ではないでしょうか?
過ごしやすくなったこの季節に愛器の「健康診断=点検」をおススメします。
毎日吹いている楽器の微妙な状態の変化にはなかなか気が付きにくいものです。
ちょっとした変化を感じても「気のせいかも…?」で済ませていると、後で大きな修理が必要になってくることもあります。
そうならないよう、定期的に楽器も健康診断という点検が必要です。
ここで、点検により未然に大きなトラブルにならなかった例を一つご紹介します。
写真はトランペットのチューニング管の唾抜き部分です。
この写真を見て、何か気が付いたことはないでしょうか?
よく見るとバネの引っ掛ける部分が片方折れて無くなっているのがわかります。
本来なら下の写真のように、両方バネの引っ掛け部分があるはずです。
もう片方のバネは効いているので水漏れはしていませんでしたが、このような状態のままでは、吹き心地が不安定になり「息がすっきり入らない」、「高い音が苦しい」などの悩みの種になりがちです。
また最悪の場合、本番中にもう片方も折れてしまうと管に穴が開いた状態と同じようになってしまい、演奏不可になってしまうことも。
今回、持ち主の方は全く気が付かなかったのですが、点検で発見することができ無事に修理を行いました。
点検では専門の技術者が細かくチェックし、演奏者が気が付かないような小さなトラブルを発見することができます。
定期的な点検を心がけ、演奏者の皆さんも楽器も健康を保ちましょう!
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なお、ノナカ・テクニカルサービス福岡では、8月11日(日)~8月21日(水)までを夏季休業期間とさせていただきます。
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長い間雨が続いて、スッキリしない毎日ですね。
東京都心では7月前半に1日も30度以上の日がないのは、1986年(昭和61年)以来33年ぶりだそうです。
そろそろ梅雨も明けそうな予報も出てますので、期待したいですね。
そんな中、ノナカ・テクニカルサービス横浜では、小さな植物を置き始めました。
ポトスとシンゴニウムとカエル
モンステラと青ドラセナと豆しば
オリヅルラン
パキラ
また、お客様からは見えないところですが、コーヒーの木もあります♪
オリヅルランは白い小さな花がたくさん咲きました。
種も出来ているようです♪
1Fの受付も、夏仕様になっております。
今は小さな植物達ですが、大きく育ってくれるといいなあと思っています。
楽器の邪魔にならないように気を付けながら、今後も少しずつ変えていこうと思っていますので、ノナカ・テクニカルサービス横浜へお越しの際は、探してみてください♪
蒸し暑い時期になり、いよいよ夏の到来を感じる季節になってきました。
連日、弊社近くの横浜スタジアムからは、さらに熱のこもった応援が聞こえてきます。
昨年に引き続き今年も、野中貿易株式会社は地元企業として、横浜DeNAベイスターズ球団創立70周年記念イベント『70th ANNIVERSARY GAME』に協賛致しました。
弊社にも野球観戦が好きな社員が多く、協賛という形で一緒に横浜を盛り上げる事ができ嬉しく思います。
先日、横浜DeNAベイスターズ様より、「野中貿易株式会社」社名入りグッズを頂きました。
○限定オリジナルタオルマフラー
○限定オリジナル座席シート
○限定オリジナルツインメガホン
○限定オリジナルステッカー
また、場内特設協賛ポスター(協賛試合当日のみ)や特設ホームページ等に横浜DeNAベイスターズ協賛会社として野中貿易株式会社のロゴが掲出されております。
https://www.baystars.co.jp/70th/
横浜DeNAベイスターズの詳しい試合日程はこちらからご確認いただけます。
https://www.baystars.co.jp/game/schedule/2019/6
横浜優勝に向けて一緒に応援を盛り上げていきましょう!
(昨年の協賛グッズ社名入りユニフォームです。)
金管楽器奏者の中にはご自身の汗などで楽器を傷めないようにと、プロテクターを装着されている方もいらっしゃると思います。
ところが、これがかえって楽器を傷めることになるとしたら、、、ショックですよね。
こちらの写真は長年、自作の革製プロテクターをグリップ部などに装着していた楽器です。
このプロテクターを外してみると、無残にも緑青が点々と発生していました。
これは、革が汗や水分を吸い込み、楽器表面を腐食させてしまったため起こってしまった症状です。
汗や水分から楽器表面をガードすることは、実は簡単なことではありません。
ラッカー仕上げが施された楽器でも、銀メッキや金メッキ仕上げでも同じです。
「こうならないようにプロテクターを付けたのに、、、」とならないよう、プロテクターを使用される場合は定期的に外して、楽器表面に異常がないか確認することをお勧めします。
このような症状になってしまったら、まずはご相談ください!
今回のレポートはサックスのネックジョイントに関してのトラブル防止法をご紹介させていただきます。
昨日までちゃんと音が出ていたのに今日突然音が出ない!! という経験はありませんか?
◎サックスのネックをジョイントするとネックレバータンポが浮いてしまっている・・・
このようになってしまう要因の一つとして、ネックを本体にジョイントする時にネックレバーに力がかかってしまう事が原因と考えられます。
ネックレバーに無理な力がかかるとレバーが曲がってしまう危険性があり、ネックをジョイントするとネックレバータンポが浮いてしまい、音が出なくなってしまいます。
サックスを組み立てる際にはネックの持ち方に注意して、ネックレバーに無理な力がかからない様に組立を行いましょう。
ネックレバーが曲がりやすい組み立て方↑
このように握ると、写真の緑〇の部分に同時に力がかかってしまうのでNGです。
ネックレバーが曲がりにくい組み立て方↑
このように写真の赤〇のあたりを持って組み立ててください。
◎ネックジョイントが突然入りにくい、または入らなくなってしまった。
ぶつけたり、落としたりした覚えがないのに突然ネックが入りにくくなってしまった・・・
という症状が出てしまった場合は次の事が考えられます。
ネックをジョイントしていない状態でネック止めネジを締め込んでしまっている。
楽器をしまう際にネックを本体にジョイントしていない状態でネック締めネジをしめてしまうと、
本体側のレシーバーの調整具合が変わってしまい、ネックがきつくなったり入らなくなったりする事があります。
ネックをジョイントしていない状態ではネック止めネジを締め込まないようにしましょう。
(エンドキャップがついている状態でも変形しますので、ご注意ください)
以上ネックジョイントのトラブルについて起きやすいトラブルを上げてみました。
ご自身で気になっている事や思い当たる事があれば是非ご相談下さい!!
今回のレポートはノナカ・テクニカルサービス福岡よりお届けいたします!
SELMER Parisのクラリネットを、より多くの皆さまに知っていただくために、
ノナカ・テクニカルサービス福岡ではSELMER ParisのB♭クラリネットが試奏できるようになりました。
思う存分吹いていただけます。
楽器の調整を出したことがない方や、普段は学校の楽器をお使いで、今の楽器の状態ってどうなんだろう?
とお感じの方は一度ご来店されてみてはいかがでしょう。
平日は11時から19時まで、土曜、日曜、祝日は10時から18時まで営業しております。(定休日:火曜・水曜)
もちろん、クラリネット以外の修理も行なっております。
ご来店を心よりお待ちしております。
【ノナカ・テクニカルサービス福岡】 アクセス&お問い合わせ
更新日:2019年3月19日寒くて乾燥した毎日のこの季節。
カラカラの乾燥は私たちの身体だけではなく、楽器にも様々な影響を及ぼします。
この時期、木管楽器を演奏されている方で、ぶつけたりした覚えはないのに「急にキーが動かなくなった」というトラブルにあわれた方も多いのではないでしょうか。
このトラブルの原因は、実は乾燥によるもの。
空気が乾燥すると、木材も水分を失い収縮してしまいます。
木管楽器はキーポストという管体に立てられた柱によってキーが支えられていますが、
乾燥により木が収縮してしまうと、キーポスト同士の間隔も縮まり、キーを圧迫してしまうことにより動かなくなるというトラブルが起きてしまいます。
ほんの少し動きが鈍いという程度の軽度なものであれば、少し息を入れて湿気を与えると回復する場合もありますが、全く動かないというような重症の場合は専門の技術者による処置が必要です。
天然木材の自然な変化とはいえ、思いがけない急なトラブルには遭遇したくないもの。
予防のためには演奏後、練習後の保管場所にも気を配りましょう。
最近は楽器用の乾燥対策のアクセサリーなども販売されていますので、そういったものを利用するのも効果的ですよ。