88Hトラディショナルモデル
テナーバス・トロンボーン

88Hは、太管トロンボーンの規範として世界中のオーケストラで支持を得ているCONNの代表機種です。
“あたたかな・柔らかな”CONNサウンド
“吹きやすい”と称される全音域で均一な鳴りの良さと抵抗感
様々な言葉で讃えられている名器88Hのサウンドと吹奏感は、「ゴールドブラス・スライド」や「ニッケルシルバー・スライドクルーク」「主管ボアよりも太いFセクションボア」 「正確なミニ・バール式Fロータリーメカニズム」etc……様々なアイデアから創り出されています。
バリエーション

88HR - Rose Brass Bell
ベル材質:ローズブラス
やわらかく深い音色で高く評価されている、コーン テナーバス・トロンボーンの原点と言える機種です。

88HY - Yellow Brass Bell
ベル材質:イエローブラス
ベルの材質をイエローブラスとすることで、よりクリアで反応のよい音色が得られます。

88HRT - Thin Rose Brass Bell
ベル材質:シンローズブラス
オールドコーンのテイストをもつ、薄めのローズブラスベルのモデルです。
特徴 - スペック

コーントロンボーンのFセクションのボアサイズは、13.89mmのスライドボアよりも太い14.27mm。これにより、Fレバー作動時に通常感じることの多い抵抗感が解消され、B♭-F管の切り替えが、違和感なくスムーズになります。
トラディショナルラップ
Fセクションのレイアウトをコンパクトにまとめたもので、古くから伝統的に使われてきたタイプです。F管がしっかりと本体に組み込まれているので、心地よい抵抗感を得ることができ、ピアニッシモを演奏しているときの安心感があります。

88Hのスライドには、往年の名器同様ゴールドブラスを採用。
また外管の先端にニッケルシルバーを使用し、暖かでありながら反応のよい、引き締まった音色を実現しています。

スライドの取っ手にはニッケルシルバーを採用。
音の伝達率の良さを実感できる上に、腐食しにくいというメリットがあります。
ラッカー仕上げ
金属の表面に透明なラッカー塗装を施して、サビや汚れを防ぎます。輝かしい華やかな音色が魅力です。
銀メッキ仕上げ
ラッカー塗装の代わりに金属の表面に銀メッキを施しています。深く落ち着いた音色を好む方に。
スペック
- キー・調子
- B♭ / F
- ベルサイズ
- 8-1/2"(216mm)
- ボアサイズ
- 13.89mm(スライド)、14.27mm(Fセクション)
- 仕上げ
- ラッカー/オプションで銀メッキ仕上げが可能