ベストランクアップ賞は名古屋芸術大学“ジャンパ・スウィング・オーケストラ”が受賞
野中貿易が村田陽一氏のクリニックをプレゼント!!
大学生ビッグバンド35バンドが、各バンド15分のステージを披露するビッグバンドの祭典“YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTが”、今年も8月14、15日の両日にわたって開催された。
1970年の第1回開催(当時は“ビッグ・バンド・フェスティバル'70”)以来41回目となる今年は、会場を埼玉県・大宮市の“大宮ソニックシティ 大ホール”に移し、初日21バンド、2日目14バンドの計35バンドが、個性豊かな演奏で会場を沸かせた。
10位に入賞した東京工業大学“ロス・ガラチェロス”は本格的なラテン・サウンド、7位の甲南大学“ニューポート・スウィング・オーケストラ”や6位の大阪大学“ザ・ニュー・ウェイヴ・ ジャズ・オーケストラ”は王道のカウント・ベイシー・サウンドを。
他にも京都大学“ダークブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ”はデューク・エリントン、青山大学“ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ”はギル・エヴァンスと言った具合にバンドごとにサウンドが異なるため、2日間という長丁場ながら飽きずに楽しめるとあってか、会場には一般の観客も多く足を運んでいた。
2日間の熱演を終え、今大会の覇者となったのは、国立音楽大学“ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ”。壮大なオーケストレーションと迫真のソロで聴く者を圧倒し、見事4連覇を成し遂げた。今回のスローガン「いいね、一生懸命って!」の言葉通り、授賞式で彼らが流した涙は、会場にいる観客、スタッフ、そして2日間を戦い抜いた他のバンドのメンバーなど、すべての関係者の胸を熱くしたのではないだろうか。
また、前年度から最も順位の上がったバンドに贈られる“ベストランクアップ賞”は、名古屋芸術大学“ジャンパ・スウィング・オーケストラ”が受賞。会場を巻き込んだ楽しいパフォーマンスを繰り広げる一方、本格的なアンサンブルを聞かせるなど、目と耳両方で楽しめる演奏を聞かせてくれたことが印象に残る。彼らには野中貿易より、副賞として村田陽一氏(tb,arr,comp)によるバンド・クリニックがプレゼントされた。ソプラノ・サックスの服部莉佳をはじめとするソリストたちの実力も確かなものであっただけに、村田氏のクリニックを受けてどのような成長を見せるのか、来年以降の動向にも注目したい。





