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イベントレポート

開催期間:2014/12/18〜2014/12/18

2015.01.05
SELMER Paris
ますます磨きがかかったセルマー・サウンド
『クローバー・サクソフォン・クヮルテット』第6回リサイタル イベントレポート

開催場所:東京 浜離宮朝日ホール

 

サクソフォン界を代表する『クローバー・サクソフォン・クヮルテット』のツアー最終リサイタルが、12月18日、東京・浜離宮朝日ホールで開かれた。

メンバーは林田祐和(ソプラノ)、田村真寛(アルト)、貝沼拓実(テナー)、坂口大介(バリトン)の4人で、全員がセルマー・パリ社のサクソフォンを愛用している俊英だ。

東京公演のプログラムは、ダマーズとパスカル、ラクールの「サクソフォン四重奏曲」というサックス・クヮルテット王道のレパートリー3曲と、ピアノの佐野隆哉を加えた五重奏によるロベールの「マゲイア」という意欲作で構成された。

本格派の『クローバー・サクソフォン・クヮルテット』ならではの選曲で、詰めかけたサクソフォン・ファンはその白熱の演奏をセルマー・サクソフォンならではの豊かさとともに満喫した。

また、東京公演に先立つツアーコンサートは11月1日:名古屋ANNEX HITOMIホール、11月11日:倉敷市芸文館アイシアター、12月5日: 北九州・黒崎ひびしんホールの日程で開催され、ダマーズとパスカルの「四重奏曲」に加え、CDにも収録された田村真寛編曲によるバッハの名作「ゴルトベルク組曲」を披露した。

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