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開発者の声

開発者

ルブラン社、モリー・バックン、およびジュリアン・ブリスは、どのようにこの楽器の開発を始めたのですか?

最初にアイディアを出したのはジュリアン・ブリス(以下、ジュリアン)でした。彼は、新しい入門者のための楽器の概念として「全く新しい外観、吹奏感、音を持つ楽器を作って欲しい」とモリー・バックン(ルブラン社のマスターデザイナー。以下モリー)に言いました。 彼はそのとき既にルブラン社のレガシー・クラリネットを吹いていて、長年モリーと楽器について意見交換していたので、このアイディアをルブラン社に提案するのは、自然なことでした。そしてもちろん、私たちはジュリアン・ブリスという素晴らしいアーティストと共にそのようなプロジェクトをスタートさせるという考えにぞくぞくしました。彼の考えを聞いた瞬間、私たちは成功することを確信しました。

開発者

どのようにこの楽器を研究開発しましたか?

音楽産業におけるほとんどの製品のように、私たちは既存の楽器を改良することから始めました。これらの初期の試作品は素晴らしいものになり、外観、吹奏感、および音において元のルブラン・クラリネットを想像させる要素は何も見当たりませんでした。私たちは、手頃な価格のクラリネットの市場を変革するために、モリーの指導とジュリアンのたくさんの発想をもとに、本格的に改良を始めました。


この新しいアイディアのポイントは次のとおりです。
♦ 地元の素材(合成樹脂)メーカーと協力して、300種類の合成樹脂を試作。この新しい合成樹脂の開発によって、音(20%増幅させた)を改良するだけではなく、抜群の耐久性も獲得することができました。
♦ モリーと工場技術者は、さらに音色を美しくし、音階の精度を高めるためにトーンホールを完全に再設計しました。
♦ バックン社のバレルとベルを採用し、より美しい音で自由に演奏が出来るようになりました。実際に、木製のクラリネットはカナダのバンクーバーでモリーと彼のスタッフによって作られています。
♦ 楽器をいつでも簡単に最適な状態に保つために、調整ネジを加えました。
♦ キーにブラック・ニッケルのメッキを施すことによって、他のクラリネットとは全く違う外観にしました。

開発者

ルブラン・ブリス・クラリネットを製作すると決めたとき、どのように目標を定めましたか?(このプロジェクトのゴールは?)

言うまでもなく、このプロジェクトの目標は、これまでで最も優れた手頃な価格のクラリネットを作り出すことでした。そしてまさしくそれを成し得たと確信しています。

ルブラン・ブリス・クラリネットに関して最も強調するポイントは?

ジュリアンとモリーから私たちが受け取ったのは、音楽家としての、技術者としての経験値の重要性です。私たちはこのことを重視し、全体のデザイン、製造工程、およびマーケティング・プロセスをまとめました。
♦ 各パーツは高度な均一性を維持して設計、生産されています。
♦ 各パーツが非常に均一に生産されるので、完全に制御された環境で組み上げ、均一な完成品になるように設計されました。
♦ ケースは、クラリネットを保護するためだけでなく、
スタイリッシュなデザインを採用し、 可能な限りのさまざまなアクセサリーを入れることができるよう設計されています。
♦ 価格も手ごろで非常に魅力的です。

開発者

ルブラン・ブリス・クラリネットを製作する際に困難だった点は?

正直なところ、私たちが遭遇した中で最も難しいハードルは私たち自身の過去の成功でした。 私たちはそれら多くの過去の成功例をいったん「忘れ」て、よりクリエイティブになるようにしなければなりませんでした。

そのほかに、日本のクラリネット奏者の皆さんにお伝えすることは?

私たちは、ルブラン・ブリス・クラリネットを知ってもらえたら、多くのクラリネット奏者、学生の皆さん、そして指導者の方々が、このクラリネットの素晴らしさを必ず分かってくださるものと確信しています。 私たちは、日本のクラリネットを愛する方々がこのクラリネットを手にとってくださることに感謝し、そして末永くこのクラリネットを皆さんにお届けすることを願っています。